こんにちは!
子どもができると色んな方にご報告にいくのですが、そのときによく聞かれるのが、
「母乳で育ててるの?」、「母乳?ミルク?」
特にご年配の方で、さらに言うと男性が多いイメージです…。
やっぱり母乳が優秀
私は全然気にしないのですが、我が家は混合で育てているので、妻はけっこう気にするみたいです。
完全母乳vs混合vs完全ミルクついて調べていきたいと思います!
完全母乳vs混合vs完全ミルクの割合
完全母乳vs混合vs完全ミルク(以下:完母vs混合vs完ミ)の割合ってどれぐらいなんだろう?
と疑問に思ったので調べてみました。
完母…母乳栄養のみの育児
混合…母乳と粉ミルクを併用する育児
完ミ…粉ミルクのみの育児
厚生労働省発表『平成27年度 乳幼児栄養調査結果の概要 -乳幼児の栄養方法や食事に関する状況』よりまとめました!平成27年は2015年なので、5年ほど前のデータになります。
母乳育児の妊娠中の考え
母乳で育てたい方が多いというイメージがありますが、出産前にどれぐらいの人が母乳育児を望まれているのかの集計がありました。
ぜひ母乳育ててみたいが40.0%、母乳がでれば母乳で育てたいが50.4%と実に90.4%の人は母乳で育てたいと思っているようです。
出産後の完母vs混合vs完ミの割合
次に出産後の完母vs混合vs完ミの割合になります。
90.4%の人は母乳で育てたいと希望しておりますが、実際完母の方は1ヶ月の時点では51.3%と半分ほどでしかありません。
昭和60年(1985年)、平成7年(1995年)、平成17年(2005年)と比較すると完母の割合が増えており、ミルクの割合が減ってますね。
また3ヶ月になると完ミの方の割合が増えていきます。
母乳育児の妊娠中の考え別~完母vs混合vs完ミの割合~
母乳育児の妊娠中の考えていた人が実際に完母、混合、完ミだった割合が下記になります。
少し分かりにくかったので、『ぜひ母乳で育てたいと思った』、『母乳が出れば母乳で育てたいと思った』、『粉ミルクで育てたいと思った』だけを抽出してグラフにしました。
実際に『ぜひ母乳で育てたいと思った』場合でも、希望通りに完母で育てている方は7割もいないことが分かります。
『母乳が出れば母乳で育てたいと思った』場合で完母の方は4割ちょっとなので、希望通り完母といいう方は実際はそんなに多くないことが分かります。
母乳が良いと言われている理由
昭和60年(1985年)、平成7年(1995年)、平成17年(2005年)、平成27年(2015年)の完母・混合・完ミの表から、近年は完母の割合が増えてきています。
社会全体としても完母の育児を良しとする風潮があると思うのですが、巷で言われている完母のメリットについて調べてみました。
※こちらは科学的根拠があるものではなく、ネットでよく出てくる説を集めたものになります。
栄養が豊富
母乳は赤ちゃんの消化、吸収には最適。
母乳には、タンパク質だけでなく、脂肪分や乳糖、ビタミン類、ミネラル、塩分、ホルモン、酵素など、赤ちゃんが成長発達していくのに必要なものが全て含まれている。
免疫機能がある
母乳あげることで赤ちゃんに免疫機能がつきます。
特に初乳(出産してから2~3日の間にお母さんの乳腺から分泌される母乳)は、分泌量こそ少ないのですが、免疫グロブリンAと呼ばれる免疫物質を多量に含んでおり、胃や腸の粘膜に広がり、細菌やウイルス、アレルギーの原因となるタンパク質の侵入を防いでくれる。
豊かな味覚を育てる
お母さんの食事の匂いが羊水や母乳を通じて赤ちゃんに伝わると言われており、母乳にすることでさまざまな味に触れ合うことができる。
離乳食への移行が楽
母乳を吸う行為が食事をするときの咀嚼の動きに似ていることから離乳食への移行が楽だと言われています。
スキンシップが楽にとれる
母乳育児は、より自然な形でスキンシップができる。
赤ちゃんの健康チェックができる
母乳育児は、より敏感に子どもの状態を把握できる
感情が豊かに育まれる
授乳のたびに「母と子の絆」が強まり、赤ちゃんの自己肯定感を高めることができる。
リーズナブル
母乳育児だと粉ミルクを購入する必要がないので、節約できる。(搾乳機や母乳パッドなどの購入が必要な場合もありますが、粉ミルクよりもリーズナブル)
粉ミルクの価格について興味のある方は下記をご覧ください。
産後の母体回復に良い
母乳を出すことでオキシトシンが分泌される。オキシトシンが分泌されることで子宮収縮が進み、母体回復に一役を買う。
お母さんのダイエットにも効果がある
授乳することにより、お母さんの身体からは無理なく脂肪が落ち、赤ちゃんの栄養に変わっていく。
次回は、母乳が本当に良いのか科学的な根拠があるものを見ていきたいと思います。
本日のHanaあるある…
機関銃のようなオナラ
それでは、またのお越しをお待ちしております。
このノートの続編アップしました!
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