こんにちは!
前回に引き続きBCG接種について調べました!
以前のノートを見られてない方は下記をご覧ください。
我が家の結論…BCG接種を行いません
これまで調べてきたBCGを受けるメリットと痕が残るというデメリットを比較して我が家はBCG接種を行わないことにしました。
BCGを行うメリットが1万人に1人発生する結核を15年間予防できるのに対して、腕に最大18の針痕が残るということで、デメリットの方が大きいと判断してBCG接種しないことにしました(あくまで我が家の場合です)。
またBCGの経皮接種法の接種は医師の技術により効果が異なります。実際75%の人にしか効果がないということなので、最悪注射痕が残るが結核になるということがあるのも接種を後ろ向きにさせた要因です。
※もしこのノートを見てBCGの接種をやめようかと思っている方は、通常5ヶ月~8ヶ月の接種になりますが、生後1年までは公費で受けることができるので、再度自分で調べられることをオススメします!(このノートもかなり時間をかけて調べてますが、色々な意見を確認される方が良いかと思います。)
BCGの未来を予想してみた
今回BCGを調べるにあたり、BCGの歴史や海外での接種状況まで調べました。おそらく今後日本でもBCGの取り扱いは変わっていくと思うので予想という形で紹介したいと思います。
※こちらはあくまで私個人の予想になります。
海外のBCG接種状況
前回アメリカではBCGは予防接種の対象ではないとお伝えしましたが、アメリカ以外にもヨーロッパのいくつかの国でBCGは予防接種の対象ではないようです。フランスなどの場合は、任意で接種という形をとっているようで、結核の発生が多いエリアではBCGの接種をされている方がいらっしゃるようです。
BCGの予防接種の基準は?
BCGの予防接種を行っている国がほとんどの中、行っていない国があるのでなにか基準があるのか調べてみました。
国際結核肺疾患連合(IUATLD)が基準を決めています。
上の表の右側が日本の状況になります。
3つの項目のうち2つはクリアしており、残りの1つに関してもクリア間近です。
今後の予想
今の日本の状況からすると近い将来BCGの予防接種はなくなると思われます。
実際に2016年にBCGの効果検討 厚労省、定期接種中止も視野という記事がでており、厚生労働省も検討を進めているようです。
きっと私達の親世代が種痘(以前あった天然痘の予防接種)の痕があったように、何十年かするとハンコ注射痕は過去のものになっている可能性が高いと思います。
結核の感染&症状
もしかすると我が家と同様にBCGの予防接種を受けないという選択をされる方もいらっしゃるかもしれないので、備えあれば憂いないしということで、結核の感染や症状について調べてました。
結核の感染
肺結核になった人は咳をすることによって結核菌を空気中に漂わせます、それを他の人が吸い込むことによって感染します(空気感染、飛沫核感染)
では、結核患者に濃厚接触(同室に住居していたなど)すると必ず結核に罹患してしまうかというと、そうではありません。
肺結核の患者に濃厚接触することによって、30~40%の人が結核菌に感染します。
感染した人の90%以上の人は症状なく、一生を過ごしますが、5~10%の人が結核を発症します。
結核を発症した人の半数が結核菌に感染してから2年以内に結核となっているので、結核患者に濃厚接触してから2年間は注意が必要です。
結核の症状
風邪の症状と非常に良く似ていますが、咳、痰(たん)、発熱(微熱)などの 症状が長く続くのが特徴です。
また、体重が減る、食欲がない、寝汗をかく、などの 症状もあります。さらにひどくなると、だるさや息切れ、血の混じった痰(たん)などが出始めます。
おかしいなと思ったら早めに病院に行くようにしてください。
長くなりましたが、BCGはこれにて完結になります!
本日のHanaあるある…
頭を乾かさずに寝ると翌朝寝癖がひどい
それでは、またのお越しをお待ちしております。
コメント