【調べてみた#26】赤ちゃんの指しゃぶりは発達に必要だった!指しゃぶりは3歳までは問題なし!!

#調べてみた
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こんにちは!

 

Hanaは生後3カ月頃から指しゃぶりにドはまりしております。

一人にすると指しゃぶりながら一人遊び、ミルクが欲しい時も指しゃぶり、寝ながらも指しゃぶり

ということで、指しゃぶりについて調べてみました!

 

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指しゃぶりするのはどうして!?

赤ちゃんが指しゃぶりをしていると『何か不安やストレスがあるのではないか』と心配する方もいますが、赤ちゃんが自分の気持ちを安定させるために行う重要な行動なので、全く心配ありません。

生まれた直後の赤ちゃんはまだ大脳が未発達なため、原始反射によった行動をします。

原始反射の1つに吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)があり、自分の指が口の周囲に触れたときに、反射的に指を加えて吸うようになります。(赤ちゃんが母乳やミルクを飲めるのもこの反射のお陰です)

赤ちゃんの大脳に神経のつながりが形成され始め、生後2週間~3週間ほどでだんだんと自分の意志で指をくわえるようになってきます。

生後2~3カ月ぐらいになると、赤ちゃん自身が手の存在を認識し、好みの指を見つけます。それが指しゃぶりに変化してくるようです。

 

指しゃぶりの過程~いつから始まっていま終わるの?~

胎児期:母乳を飲む練習

お母さんのお腹の中にいるときから指しゃぶりをしています。

これは、生まれてからすぐにお母さんの母乳を吸うための練習だと言われています。

脳が発達してくる妊娠3〜4か月ごろには、自分の意志で指を吸うようになっています。

以前利き手で調べましたが、妊娠12週でおしゃぶりしている手が利き手になる可能性は高いようです。

以前のノートを見られてない方は下記をご覧ください。

【調べてみた#4】利き手①~解剖編~

 

 

乳児期:手の存在を認識したら指しゃぶり

生後1か月を過ぎると、活発に手足を動かすようになります。

手足を動かすうちに、偶然に手が口元に触れることで、指をしゃぶるようになります。

生後2~3カ月ぐらいになると、赤ちゃん自身が手の存在を認識し、好みの指を見つけて、頻繁に指しゃぶりするようになります。

生後4か月くらいになるとなんでもお口に入れてしゃぶるようになります。

目や手の運動とあわせて、口に入れて形や感触などを学んでいるようです。

 

1歳〜2歳:眠いときに指しゃぶり

1歳ごろには、さまざまなおもちゃで遊べるようになり、指しゃぶりをする時間が少なくなってきます。

はいはい、つたい歩きや、よちよち歩きでバランスを取るために手を使うようになるので、長時間指を吸うことが少なくなります。

夜昼間の指しゃぶりは退屈なときや眠いときなどの限られた時間になってきます。

 

3歳〜:指しゃぶりの卒業

3歳頃になると「母子分離」が進み、外でお友だちと遊ぶようになり社会性がつきます。この頃には指しゃぶりをほとんどしなくなります。

 

 

指しゃぶりが卒業しない場合は止めさせるべき!?

他のお子さんが指しゃぶりを卒業されていて自分の子どもはずっとやっていると心配になりますよね。

ということで、何歳ぐらいまで指しゃぶりしても問題ないのか調べてみました。

けっこう人によって意見が異なり2歳ぐらいで止めさせた方がよいというものもありますが、

「小児科と小児歯科の保健検討委員会」の報告によると、3歳ころまでの指しゃぶりは特に禁止する必要はなさそうです。3歳頃になると「母子分離」が進み、ほとんどのお子さんでおしゃぶりをしなくなるようなので、焦らずゆっくりで大丈夫そうです。

 

 

指しゃぶりで歯並びやかみ合わせが悪くなるって本当!?

指しゃぶりを調べていると歯並びやかみ合わせが悪くなるという話がでてきたので、こちらに関しても調べてみました。

歯並びやかみ合わせへの影響など口腔機能を健全に発達させる観点から、4~5歳を過ぎた指しゃぶりに関しては指導したほうがいいという意見が多いようです。

ですので、3歳を過ぎても頻繁に指しゃぶりする場合は、小児科医や小児歯科医、臨床心理士へ相談したうえでの少しずつ対応されることがオススメです。

ただし、眠いときや退屈なときに行う指しゃぶりは習慣化したものなので、気にしぎる必要はありません。

 

指しゃぶりが続くことによる弊害

5歳を過ぎても指しゃぶりが続くような場合は、下記のような悪影響がでると言われていますので、注意が必要です。

 

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の前歯が前方に突出した状態(出っ歯)。口を閉じにくくなるため、口呼吸をしやすくなります。

口呼吸は唾液の分泌が減少することで、細菌が繁殖しやすくなるため、花粉症、気管支喘息、虫歯、歯肉炎、口臭などさにかかりやすくなります。
これは、

 

開咬(かいこう)

奥歯が噛み合っているものの、上下の前歯の間に隙間が空いている状態。
発音の際に前歯の隙間に舌が入り、サ行、タ行、ナ行、ラ行などの発音が悪くなります。

 

片側性交叉咬合(へんそくせいこうさこうごう)

上下の奥歯が横にずれることで、上下の前歯の中心が合わない状態。

 

歯列狭窄

左右の奥歯の距離が狭くなる状態。

 

 

おしゃぶりはもっとダメ!

指しゃぶりをするベビーに、“指の代わり”としておしゃぶりを与えるという考え方は指しゃぶりよりおしゃぶりの方が弊害が多くあるためオススメできません。

指しゃぶりの代わりにおしゃぶりを与えられた赤ちゃんは、おしゃぶりをずっとくわえつづけます。

長期間にわたるおしゃぶりの使用は「おしゃぶり誘発顎顔面変形症」を招いてしまうことがあるので気をつけなくてはなりません。

2006年、3歳までおしゃぶりを使用した子供が「おしゃぶり誘発顎顔面変形症」を患ったということで、母親がおしゃぶりを販売した大手ベビー用品訴えたということがありました(おしゃぶり訴訟)。

事態を重く見た厚生労働省は「おしゃぶりの長期間の使用によるかみ合わせへの影響について」という項目を母子手帳に追加しているほどです。

おしゃぶり誘発顎顔面変形症とは!?

乳幼児が市販おしゃぶりを長時間・長期間常用することにより発症する一連の病態。

主な症状として、顎顔面変形・歯列変形・口唇変形・低位舌・咀嚼不全・発語構音不全・口呼吸など子供の一生にかかわる重篤な症状を示す。

『Wikipedia』より

 

 

本日のHanaあるある…

子どものひっかき傷はすぐに治るのに、親がひっかかれた傷はなかなか治らない

 

 

それでは、またのお越しをお待ちしております。

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