【読んでみた#29】頭のいい子をつくる夫婦の戦略 | 清水克彦(著)

#読んでみた
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こんにちは!

 

記者だった方が考える戦略的な子育ての本を紹介します。

現在は大学の教授でもあるので、それぞれの定義がしっかりおり、子育てを仕事をするときのロードマップに落とし込んだような形で体現されています。1つの考え方としてとても参考になりました。

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頭のいい子をつくる夫婦の戦略をオススメしたい人

この本はこんな方にオススメです!

・子どもの教育に興味のある方

・夫婦2人で子育てしたい方

・戦略的に子育てをしたい方

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ざっくりこんな本~頭のいい子をつくる夫婦の戦略~

ラジオ局記者として中学受験家庭の取材を続けた著者が導きだした「頭のいい子育て」の結論は、夫婦の意思統一だった。

9歳・12歳がカギ!競争に強く、自分の意見を持ち、積極的に行動する子の育て方。塾選びSWOTシートつき。「夫だのみ」「妻まかせ」では成功できない!

夫婦の強い絆と周到な戦略でわが子の才能を伸ばす48の戦略を紹介。

 

印象に残った言葉~頭のいい子をつくる夫婦の戦略~

・●思考力=頭の中で考え、結論を導き出す力。資料などから自分の見解をまとめる力。
●表現力=頭の中で整理したものを、言葉や文章などでわかりやすく発信する力。
●創造力=知識をもとに新たなものを生み出す力。工夫して改良する力。
●独自性=他とは一線を画す、自分らしい発想力、個性。

・小中学校受験をさせる、させないに関係なく、子どもを伸ばしたいと考えるなら、何よりもまず夫婦で力を合わせて、日々の家庭生活の中で、子どもに「生きる力」を戦略的に身につけさせていくことが非常に重要になる

・これからの時代を生き抜いていくには、子どもを「不燃性の人間」(=自分では積極的に動こうとしない人間)や「可燃性の人間」(=他人から何か言われて動き出す人間)ではなく、「自燃性の人間」、すなわち、自分の頭で考え、主体的に行動したり表現できる人間に育てなければなりません。

・中学受験は、真っ直ぐに伸びようとしている枝に針金を巻きつけ、形のいい盆栽を作るような側面を持ちます。

・脳科学の分野では、知恵を育てる能力であるPQ(=Potentiality Quotient)が発達のピークを迎える時期とされる重要な時期です。
そんな9歳までにやっていただきたいのが、親が子どもの将来について青写真を描くということです。

・私がここ数年、取材してきた難関中学合格者の家庭で、「この子はしっかりしているな」という印象を持った子どものケースで言えば、親が高年収で、塾通いなどで多くのコストをかけてきた家庭というよりは、「早寝早起き朝ご飯」という生活リズムをしっかり確立させてきた家庭が多いというのが実情です。
言い換えれば、睡眠時間の確保、食事の工夫、テレビやインターネットなどデジタルメディアとの接触時間の抑制、その一方で家族のコミュニケーションの充実、さまざまな場所へ子どもを連れて行くというような体験の重視など、当たり前のことを当たり前のこととして積み重ねてきた家庭です。とりわけ重要なのが、睡眠時間と食事です。

・「風車の理論」とは、「意識して朝食を摂ることで『1枚目の羽根』を回す。そうすると体温が上がり、意欲も向上し、『2枚目の羽根』が回り出す。そうなると授業に身が入り、ほどよく疲れるので就寝が早まり、早起きする循環ができる」というものです。

・受験を経験した子どもというのは、年中や年長のときから、家庭で机の前に座って勉強するという習慣づけ、あるいは幼児教室などで椅子に座って数十分のレッスンを受けるという経験が積み重ねられてきたからです。

・子どもには勉強を「遊びの延長」、言い換えれば「新たな発見をすることができる楽しい時間」ととらえさせるような仕掛けを作ればいいと考えています。

・お手伝いを進んでする子、自分のことは自分でできる子にしておくべき

・子どもを素直な性格に育てる作戦
●「あいうえお」を多用する
「ありがとう」「いい子だね」「うれしい」「えらいね」「お利口さんだね」
●「さしすせそ」を多用する
「さすが」「信じられない」「すてき(すごい)」「せっかく○○したのにね」「そのとおり」

・長い目で見れば、受験のため必死で詰め込んだ知識という貯金は社会に出るとすぐに使い果たしてしまいます。つねに新しい知識や技術を吸収していく姿勢、言うなれば、継続して自分を磨こうとする習慣がなければ、「あの人、いい大学出ているのに全然ついていけてないね」と揶揄されることにもなりかねません。

・勉強で言えば、「何時間も勉強する日もあれば、何日間もまったくやらない日がある」というよりは、毎日、一定量をこなすことが大切です。

・小学校低学年~中学年にやっておくべきこと(6~9歳)
●きちんとした生活リズムを作る(=規則正しい生活習慣)
●運動させ、食事もバランスよく摂らせる(=基礎体力)
●「できた」という成功体験を増やす(=達成感、自信)
●お手伝いや整理整頓の習慣を作る(=思考力、表現力、責任感)
●自分で考えて話す、自分で考えて決める習慣を作る(=思考力、表現力、自主性)
●動物や自然と触れ合う、博物館などで本物を見せる(=観察力、理科への興味)
●読み書き計算の基礎を固める(=読解力、計算力、基礎知識)
●家計と相談しつつ、いくつか習い事をさせてみる(=志向性や可能性の発見)

・小学校中学年~高学年にやっておくべきこと(9~12歳)
●子ども自身に目標を作らせ実行させてみる(=思考力、創造力、自主性、計画性)
●興味を持っていそうなものを習わせる、とことんやらせてみる(=好奇心、集中力)
●社会の出来事などテーマ性がある対話をする(=社会への関心、深い思考力)
●親子で調べる習慣をつける(=探究心、集中力)
●社会のルールや常識を教える(=マナー、品格)
●得意なことを見つけて伸ばす(=自信、集中力)
●苦手科目をなくし、得意な科目は少し先取り学習をさせる(=学力向上)
●職業観を植えつける(=仕事への意識、将来の夢)

・ひとつは、子どもに「才能がある」「センスがある」と自信を持たせることです。 教育心理学には、教員が期待をかけた子どもとそうでない子どもとでは、期待をかけた子どもの方が学業成績が伸びたとという「ピグマリオン効果」という用語があります

・「可能な無理」なら、やらせてみる

・「PPP」とは
●P=plan研究対象や調査対象を決める→テーマ設定
●P=practice実際に研究、調査してみる→資料や情報の収集、分析
●P=promote発表する→思考、表現

・V-|MAP
●V=ビジョン 子どもの未来図を思い描くこと
●M=ミッション 思い描いた未来図に向けて、具体的に何を、いつからさせるのか決めること
●A=アクション 「無理強いはしない」は大前提だが、「やらせよう」と考えたら実行に移してみること
●P=パッション 過度に熱くならない程度に、親も情熱を持って子どもに接すること「言ってもわからないだろう」と決めつけるのではなく、「すぐには理解できないかもしれないけど、少しずつわかるようになるだろう」と考え、大人の会話をしたり、大人の会話に参加させたりすることはあっていいと思うのです。

・「受験の際、合格者と不合格者でもっとも差がつくのが算数や数学」 とはよく言われるところですが、この調査でも、小学生全体を対象に「もっとも好きな教科、嫌いな教科」を尋ねた設問で、どちらも1位となったのが算数でした。 こうした点から考えても、算数が子どもの成績全体を左右し、進学先をも決定づけると言えますので、小学生のうちに算数だけは、計算、図形、文章題など手ほどきしながらやらせ、最低でも苦手ではないというレベルにはしておきたいものです。

・トップアスリートの生い立ちを調べれば、彼(彼女)らの多くが、いくつかのスポーツに挑戦してみた中で、野球とかゴルフに絞り込んだように、私たちもまた、子どもにいろいろな選択肢を与え、やがていくつかに絞り込んでいくことが必要なのではないかと思うのです。いわゆる「選択と集中」です。

・私が取材してきた限りでは、塾なしで難関とされる国立や私立中学に合格できたという子どもは極めて少数派です。

・人とちょっと違うこと、少しはみ出している部分は、その子の個性であり才能の原石だと思う

・多少のはみ出しなら、目くじらを立てる必要はなく、「その考え、面白いね」「ちょっとママには浮かばないアイデアだわ」などと評価し、個性を伸ばした方が子どもはいきいきするものです。

・「教育費で必要なのは『7・5・3』、つまり小学生で月額3万円、中学生で5万円、高校生になると7万円は見ておく必要があります」 これは、私が担当していたラジオ番組で、経済ジャーナリストの荻原博子氏が、おおまかな教育費の目安として次のように語ってくれた中での発言です。

・幼少期から中学生期までに、「動植物との関わり」や「地域活動」、それに「自然体験」や「家事手伝い」、それに「家族でのイベント」など、さまざまな体験を重ねてきた高校生ほど、思いやりがあり、意欲が旺盛で、人間関係能力も高いというものです。

・この数年、「経済格差」が「学力格差」を生むなどと言われてきましたが、報告書をまとめた千葉大学教育学部の明石要一教授は、「『経済格差』が『学力格差』を生むのではなく、『経済格差』が『体験格差』を生み、それが『学力格差』を生む」と結論づけています。

・子どもは何かに没頭し一生懸命やる子になる
⇒親が何かに熱中する、時間とコストをかけて何かに没頭する姿を見せるということ

【3位】大切なのは、戦略には幅(=アローアンス)を持たせるということです。
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子どもは十人十色なので、子育ての方向性はしっかり考えつつも子どもの成長に合わせて臨機応変にアップデートしていきたい。
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【2位】アメリカの組織心理学者でキャリア研究の第一人者、エドガー・ヘンリー・シャインは、自分を見つめる際、次の3つが重要だと述べています。
エドガー・ヘンリー・シャインの指摘(著書『キャリア・アンカー』より抜粋)
●自分は何が得意か(=得意領域)
●自分は何をやりたいのか(=関心領域)
●何をやっている自分に価値を感じるか(=価値領域)

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子育てする時に子どもの得意領域、関心領域、価値領域をしっかりと見極めながら子育てに励みたい。
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【1位】V-|MAP
●V=ビジョン 子どもの未来図を思い描くこと
●M=ミッション 思い描いた未来図に向けて、具体的に何を、いつからさせるのか決めること
●A=アクション 「無理強いはしない」は大前提だが、「やらせよう」と考えたら実行に移してみること
●P=パッション 過度に熱くならない程度に、親も情熱を持って子どもに接すること

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子どもの子育ってマップを作る時にV-MAPは是非参考にしたいと考え方だと思ったので、V-MAPの概念を取り入れながら子育ての戦略を考えたいと思う。
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本の紹介~頭のいい子をつくる夫婦の戦略~

書名:頭のいい子をつくる夫婦の戦略

著者:清水克彦

出版社:学研プラス

発売日:2014/1/24

単行本:95 ページ(Kindle版)

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著者プロフィール~清水克彦~

政治・教育ジャーナリスト/文化放送ニュースデスク。

1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修士課程修了。

文化放送入社後、政治・外信記者を経て米国留学。帰国後、ニュースキャスター、情報ワイド番組プロデューサー、南海放送コメンテーターを歴任。

現在は、文化放送ニュースデスク、育英短期大学講師を務めるかたわら、「家庭力」の重要性を唱え執筆や講演にも力を注ぐ。

 

まとめ~頭のいい子をつくる夫婦の戦略~

オススメ度

★★★★★★★★★☆

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V-MAP等の子育ての戦略の作り方で参考になる部分がたくさんあって勉強になった。

子育てを仕事をするときのロードマップに落とし込んだような形で考えられているが、子育て向けに改善されているところが多数あり、参考になった。

小学校低学年~中学年にやっておくべきこと(6~9歳)、小学校中学年~高学年にやっておくべきこと(9~12歳)なども詳しく書かれており、実際の子育てに活用しやすい内容になっている。

 

この本を読んで、子育てに活かしたいこと

・子育ての戦略に幅(=アローアンス)を持たせること

・本書でいうV-|MAPを参考に子どもの戦略を描く

・子どもの得意領域、関心領域、価値領域を意識して子育てする

 

 

本日のHanaあるある…

Hana
Hana

コーヒー豆を挽くミルの音にびっくりする

 

それでは、またのお越しをお待ちしております。

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