【読んでみた#23】小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。 | 工藤 紀子(著)

#読んでみた
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こんにちは!

 

我が家も離乳食はじめまして、試行錯誤で楽しく手作りで頑張ってますが、市販の離乳食ありだなと考えさせられる本だったので、紹介します!

 

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本の紹介~離乳食は作らなくてもいいんです。~

書名:小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。

著者:工藤 紀子

出版社:時事通信社

発売日:2019/1/23

単行本:184ページ

 

著者プロフィール~工藤 紀子~

小児科専門医・医学博士。2児の母。

順天堂大学医学部卒業、同大学大学院小児科思春期科博士課程修了。

栄養と子どもの発達に関連する研究で博士号を取得。日本小児科学会認定小児科専門医/日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医/こころ新橋保育園嘱託医/東京インターナショナルスクール中目黒キンダーガーデン嘱託医。夫の仕事でアメリカに渡り子育てを経験する。

都内クリニックにて、年間のべ1万人の子どもを診察しながら子育て中の家族に向けて育児のアドバイスを行っている。

 

ざっくりこんな本~離乳食は作らなくてもいいんです。~

本書は全Part1~Part5で成り立っています。

Part1 「心が折れそうです」と泣きだすママたち
として手作りはこんなに大変!というお悩み事例を紹介しています。

Part2 「離乳食」は作らないほうがうまくいく!
として手作り離乳食の問題点と「買う離乳食」ならここが解決を紹介しています。

Part3 子どもに必要な栄養の秘密:鉄と亜鉛とDA
として離乳食の必要性と摂取しないといけない成分の紹介をしています。

Part4 買う離乳食の選び方・使い方
として市販の離乳食のポイントを紹介しています。

Part5 「市販離乳食」を使いこなすために
としてQ&A形式でよくあるママの質問に答えてます。

離乳食は大変なので、自分の時間を確保するためにも市販の離乳食を使っていいんですよという本はありますが、本書は手作りに対し、原則、否定の立場をとっており、栄養や衛生面から市販の離乳食を推進されています。

離乳食を始めようとしているママパパや、何かに不安を抱えているママパパにはぴったりの内容です。

 

印象に残った言葉~離乳食は作らなくてもいいんです。~

・子どもが吐きだしたり投げたりつぶしたりするのは、それがどんなものなのかを知るために必要な行為であり、ごく自然なことです。

・ママたちの頭のなかでは、
「離乳食を作らない→子どもが食べられない→子どもが生きていけない→母親失格(ママであることをやめること)」

・離乳食は絶対に作らないといけないわけではありません。

・子どもが離乳食を食べないという問題は、じつは手作りでも市販でもそんなに変わりません。

・市販の離乳食は「5秒で準備完了」ですから、吐き出されたとしても、心に余裕がもてます。

・親子一緒に食べると、子どもはよく食べる

・子どもに必要な栄養素を満たすためにも、市販の離乳食をあげたほうがよいと考えています。

・特に不足しがちな栄養は全世界共通:エネルギー・鉄・亜鉛・ビタミンAそしてビタミンD

・「鉄を制するもの、育児を制する」

・生後6ヶ月頃には貯蔵鉄をほぼ使い切っている状態ですし、9ヶ月頃には鉄の蓄えはすっからかんで、なかにはすでに鉄が欠乏状態の子どももいるのです。

・生後9ヶ月まで鉄の指導をしていない国は、日本だけと言っても過言ではありません。

・ステップ1:シリアルからスタートし、はじめての食材を1種類ずつあげる
ステップ2:ステップ1をひととおりクリアできたら、食べる種類を増やす
ステップ3:離乳食に加えて大人の食事を少しずつあげる

【3位】「生後6ヶ月からは母乳だけでは栄養が足りなくなる時期なので、栄養を補うために離乳食を始める」
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離乳食が必要な理由が改めて分かって良かった。併せて不足しがちな成分についてもしっかり勉強できた。
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【2位】子どもたちの心身ともに健康な発達のために、「エネルギー、鉄と亜鉛だ(DA)!!」とこれだけ覚えてください。

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離乳食で大事なのは、「エネルギー、鉄と亜鉛だ(DA)!!」。これだけしっかり覚えます!
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【1位】離乳食を開始したら、まずこのライスシリアルを食べさせ、日本の離乳食と併用することがベスト

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ライスシリアルというものを初めて知ったので、是非取り入れてみたいなと思いました。
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まとめ~離乳食は作らなくてもいいんです。~

オススメ度

★★★★★★★★★☆

最近離乳食をはじめて、作るのも楽しくやってましたが、この本を読んで市販の離乳食を導入しようと思った。手作り離乳食と市販の離乳食を自分の感覚だと、家庭料理とコンビニ弁当のような対比で見ていたが、離乳食は毎回作るのではなく、作ったものを冷凍させて数回で利用されるものなので、衛生面から考えると市販の方が良いというのは理にかなっていると思った。

栄養面も新米のママパパが色々考えるよりも栄養士が考えた市販のものの方が優れている可能性が高いので、著者の言っていることはすごく納得感があるし、市販の離乳食に切り替えることでママパパにも時間ができるので、WinWinだなと思った。

文字が大きくなっているので、1時間もあれば読めるので、その点もオススメです!

 

こんな方にオススメ

・離乳食を始めようとしているママパパ

・何かに不安を抱えているママパパ

・市販の離乳食について検討されている方

 

この本を読んでこんなことをしてみたい(将来の導入を検討)

・シリアルライスの導入

・市販の離乳食を導入する

・親子一緒にご飯を食べる

 

本日のHanaあるある…

Hana
Hana

離乳食よりエプロンを食べたがる

 

それでは、またのお越しをお待ちしております。

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