こんにちは!
育児休業を調べてきましたが、改めて男性の育児取得率を詳しく知りたいなと思いまして、調べてみました!
以前のノート見られてない方は下記をご参照ください。
よく『男性の育児取得率が〇%』なんていうのはよく聞くのですが、年収1,000万は4%しかいないみたいな感じで、何日以上育休取得している人は何%みたいな数字が知りたいなと思ったので、自分で計算しました!
※下記表は、厚生労働省がだしている平成30年度雇用均等基本調査の事業所調査のデータを参照しております。
※元データの掲載順番が女性→男性だったため、同様の順番で作成しております。
育児休業の取得率
『【調べてみた#1】男性目線で調べる育児休業①~育休の歴史・対象者・男性と女性の違いを大解剖~」で紹介しましたが、育児休業の取得率は下記のようになっております。
2018年実績で女性は82.2%、男性は6.16%になります。
よく男性の育児取得率は6%しかないというのはこの数字からきております。
育児休業の取得日数
※「育児休業後復職者」は、調査前年度1年間に育児休業を終了し、復職した者をいう。
※データは36カ月までありましたが、12カ月を超えるものは12カ月以上で集計しております。
まとめ
・女性の育児取得日数は12カ月未満だと大きな変化はないが12カ月以上は割合が増えている
・男性の育児取得日数は年々伸びる傾向にある
・男性の育児取得は2週間未満で71.4%、1カ月未満だと81.0%になり、短期の取得が圧倒的に多い
育児休業後の復職率
※「育児休業後復職者」は、調査前年度1年間に育児休業を終了し、復職した者をいう。
まとめ
・女性の復職率は90%
・男性の復職率は95%と高いが、育休が1カ月未満の人は100%復職していると仮定すると、5%÷19%(1カ月以上育休を取得している人)=26.3%になるので、おそらく1カ月以上育休を取得した場合は20%のぐらいの人はそのまま退職している。
育児休業の取得率×日数×復職率でマトリックス作ってみた
上記の表の2018年の取得率×日数ごとの比率×復職率の小数点第2以下を四捨五入した数字で作成しました。
女性編
数字が小さいので、育児休業を取得した人の日数ごとの割合を下記に抜粋しております。
(育児休業を取得していない人も含めた育児休業を取得する権利のある全人数に対する割合)
5日未満:0.37%
5日~2週間未満:0.22%
2週間~1カ月未満:0.07%
1カ月~3カ月未満:2.06%
3カ月~6カ月未満:5.15%
6カ月~8カ月未満:6.47%
8カ月~10カ月未満:8.02%
10カ月~12カ月未満:23.03%
男性編
数字が小さいので、育児休業を取得した人の日数ごとの割合を下記に抜粋しております。
(育児休業を取得していない人も含めた育児休業を取得する権利のある全人数に対する割合)
5日未満:2.14%
5日~2週間未満:2.07%
2週間~1カ月未満:0.57%
1カ月~3カ月未満:0.70%
3カ月~6カ月未満:0.18%
6カ月~8カ月未満:0.05%
8カ月~10カ月未満:0.02%
10カ月~12カ月未満:0.05%
12カ月以上:0.11%
男性で1年育休取得する方は、1000人に1人しかいないってことですね!
本日の学び…
2週間以上育休取得する男性の割合=年収1,000万超えの割合
本日のHanaあるある…
みんなで一緒に昼寝したのに最初に起きる
それでは、またのお越しをお待ちしております。
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