【調べてみた#1】男性目線で調べる育児休業①~育休の歴史・対象者・男性と女性の違いを大解剖~

#調べてみた
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こんにちは!

 

今回出産にあたり私も育児休業取得しましたので、育児休業について調べてみました。

今まで全然知らなかったこと等もあったので、興味のある方はご覧ください。

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育児休業とは

育児・介護休業法
→労働者の仕事と育児や介護を両立できるように支援するための法律。民間事業主に対して、雇用した男女労働者から、育児や介護の申請があった場合、雇用関係を継続したまま、一定期間の休暇を与えることを認めるよう義務付けている。

「育児休業」とは、労働者(日々雇用される者を除く)が、養育するためにする休業をいう円滑に仕事と両立できるよう配慮し、働き続けられるよう支援する制度です。

原則として、「1歳になるまでの子供を育てる男女従業員」が「子供が満1歳になるまでの間で、従業員が希望する期間」取得することができます。

 

育児休業の歴史

育児休業法を調べる中で、育児にかかわる大きな制度としては、
「育児休業、所定労働時間の短縮、所定外労働の制限、子の看護休暇、時間外労働の制限、深夜業の制限」があるのですが、
今回は、育児休業と所定労働時間の短縮と育児給付金(雇用保険法)の推移をまとめてみました。

・男女ともに取得できる形の育児休業システムは導入されてから20年ほどしか経っていない。
(以前は昭和 50 年制定の「義務教育諸学校等の女子教育職員及び医療施設、社会福祉施設等の看護婦、保母等の育児休業に関する法律」により、特定職種に従事する、1歳に満たない子を養育する女子は、育児休業を取得することができただけで、企業ごとに導入しているところがあったが、制度として規定されていなかった)
・育児休業の制度自体は向上している。

 

育児休業の取得率

1992年に育児休業法が施行されておりますが、育児休業の取得率の統計があったのが、1996年以降で一部数字がでていない年もありましたので、不足している部分がございます。

ちなみに育休取得率の計算方法は男女で異なっており、それぞれの計算式は下記のようになっております。

【男性】育児休業取得者数 ÷ 配偶者が出産した社員数 × 100
【女性】育児休業取得者数 ÷ 出産した社員数 × 100

・女性の育児休業の取得率は高いが、男性は取得率があがっているとはいえ、2018年でたったの6%しかない

・10%以上の女性が育児休業を取得されていないのだが、産休取得後にそのまま復帰されているということなのか

※一部女性で育児休業を取得されていない方がいらっしゃるので、産休(産前産後休業)の取得率についても調べたのですがデータがありませんでした。

 

育児休業の対象者

育児休業の対象者は下記のようになります。

以前に比べると非正規労働者への規定が緩和されているようです。

・当該事業主に引き続き雇用された期間が1年に満たない労働者

・育児休業申し出があった日から起算して、1年以内に雇用関係が終了することが明らかな労働者

・1週間の所定労働日数が2日以下の労働者取得する者の男女は問わない。家族などで事実上、子の世話が可能な者がいても、それに関係なく取得は可能である。事業所によっては就業規則などで独自の上乗せ規定を設けている場合もある。

また、事業主は労働者が育児休業の申出をし、又は育児休業をしたことを理由として、当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない

 

女性と男性の違い

女性と男性の違いについても調べました。是非男性の方見てください。

※多胎出産の場合は産前休業が98日(42日+56日)

※出産が予定日より早かった場合は、上表の通り98日分出産手当金が支給される

※出産が予定日より遅かった場合は、42日+α(予定日から遅れた日数)+56日分出産手当金が支給される

・女性の場合は産前産後休業があるので、休める期間は長い

・育児休業の対象期間が子が満1歳になる前日までなので、育児休業の期間だけで考えると男性の方が長くとれる

 

■特例■
育児・介護休業法には、両親が協力して育児休業を取得できるように、下記のような特例があります。

・パパ休暇(出産後8週間以内に取得した場合の再取得の特例)
→育児休業取得の回数は、特別の事情がない限り1人の子供について1回と定められていますが、父親には特例があり、母親の産後8週間以内に育児休業を取得すると期間内にもう一度育児休業を取得することができます。図で確認されたい方はコチラを参照。

・パパ・ママ育休プラス
→母親だけでなく父親も育児休暇を取得して育児に参加する場合、それまで1年間だった育児休業期間を2ヶ月延長し、子どもが1歳2ヶ月になるまで取得できるというものです。図で確認されたい方はコチラを参照(上のコチラと同じリンク先)。

 

長くなりましたが、育児休業のあれこれは以上になります。実際私が育児休業を取得する際に色んなサイトで情報取得させて頂いたのですが、実際のオペレーション面でわからないことが多かったので、次回Q&A方式でお知らせできればと思っております。

※個人的に色々調査しましたが、間違っている場合がございます。何かございましたら気軽にコメント等頂けますと幸いです。

 

本日のHanaあるある…

やっと寝かしつけた5分後に見たら、1人で手を動かしながら遊んでいる

 

それでは、またのお越しをお待ちしております。

 

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