【読んでみた#20】育児の百科 | 松田 道雄(著)

#読んでみた
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こんにちは!

 

SNSで話題だったので、『育児の百科』購入して読んでみたので、紹介します!

 

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本の紹介~育児の百科~

書名:定本育児の百科

著者:松田 道雄

出版社:岩波書店

発売日:2008/2/15

単行本:全3冊セット(上・中・下)

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著者プロフィール~松田 道雄~

1908年10月26日 – 1998年6月1日)は日本の医師・育児評論家・歴史家。

茨城県水海道町(現・常総市)に代々医師の家に生まれ、生後すぐ京都に移る。

祖父は江戸で修行した蘭学医で、父は京都で小児科医を開業していた。

京都市立明倫小学校、京都一中、旧制第三高等学校、京都帝国大学医学部卒業。

大学時代は「社会科学研究会」に所属してマルクス主義の研究・運動を行うが、共産党に入党する決心はできなかった。

1932年に京都帝大医学部副手となり、父親も師事していた平井毓太郎らの影響で小児結核を研究対象とする。1937年から中京区西ノ京の健康相談所、1942年から京都府衛生課結核予防係、のち和歌山県衛生課長。

その間、1940年に初の著書『結核』を刊行。1943年に「小児の慢性肺結核の発生に関する研究」により医学博士の学位を授与される。

太平洋戦争中、召集されて軍医となりビルマに派遣を命じられるが、父の友人の京都市衛生局長の助言により、内地の陸軍の結核病院に転属となる。戦後、県に辞表を提出し、大阪府の民間病院小児科に勤務、その後京都に診療所を開く。

小児科の医師として診療する傍ら、久野収の勧めもあって1949年に平和問題談話会に参加、末川博、恒藤恭、田中美知太郎、桑原武夫らの知遇を得る。1960年に京都大学人文科学研究所の共同研究「革命の比較研究」などに参加する。1978年には武谷三男、野間宏、水上勉らとともに安楽死法制化を阻止する会声明発起人となった。

1967年に小児科の診療を辞め、執筆・評論活動に専念。1967年に出版した代表作でベストセラーの『育児の百科』(岩波書店)をはじめ、数多くの著作があり、主な著作はシリーズ『松田道雄の本』(筑摩書房・全16巻)に収められた。

『Wikipedia』より抜粋

 

ざっくりこんな本~育児の百科~

『育児の百科』が刊行されたのは1967年以後「新版」「最新版」「定本版」と改訂を加えて総部数約160万部を発行する育児書のバイブル!(現在販売されいている文庫版は2008年に発売された)

育児の百科は全3冊(上・中・下)ありますが、妊娠中から就学前までのことが書かれています。

上:誕生まで~5ヶ月まで
中:5ヶ月~1歳6ヶ月まで
下:1歳6ヶ月~就学前まで

それぞれの本で期間を区切って、それぞれの期間の『この月の赤ちゃん、そだてかた、環境、かわったこと、集団保育』について書かれています。期間は月齢が低いほど短く区切られており、2歳以降は1歳単位での区切りになります。

上:
誕生まで、誕生から1週まで、1週から半月まで、半月から1ヶ月まで、1ヶ月から2ヶ月まで、2ヶ月から3ヶ月まで、3ヶ月から4ヶ月まで、4ヶ月から5ヶ月まで

中:
5ヶ月から6ヶ月まで、6ヶ月から7ヶ月まで、7ヶ月から8ヶ月まで、8ヶ月から9ヶ月まで、9ヶ月から10ヶ月まで、10ヶ月から11ヶ月まで、11ヶ月から満1歳なで、1歳から1歳6ヶ月まで

下:
1歳6ヶ月から2歳まで、2歳から3歳まで、3歳から4歳まで、4歳から5歳まで、5歳から6歳まで

月齢ごとにだいたいこんなことができるようになるということやその時期に気になること、体調の変化等がしっかりと書かれています。また、平均値だけが書かれているのではなく、赤ちゃんによってこれだけ差があるというのが示されている点がこの本の秀逸な点だと思います。

 

まとめ~育児の百科~

オススメ度

★★★★★★★★★★

「でなければならない」論ではなく、子育ての不安を取り除いて、子育てに寄り添ってくれるような本!

対象の月齢になる前に一度読んでおくと今後起こりうることが前もって知れるので安心!また何か問題が発生した時にまず『育児の百科』を読めば、ほとんど場合対象の項目があるので、安心できる。

育児の辞書のような本!一家に1冊の必需本!

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こんな方にオススメ

・出産を控えている方

・子育てに奮闘中の方

・月齢ごとの子供の変化を知りたい方

・出産祝いを検討されている方

 

 

本日のHanaあるある…

新幹線でもらい泣き(他の赤ちゃんが泣いている声を聞いて…)

 

それでは、またのお越しをお待ちしております。

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