こんにちは!
これまで利き手について調べてきましたが、今回がラストの矯正編になります。
以前の記事見られてない方は下記をご参照ください。
矯正する人の割合ってどれぐらい!?
データ見つけられませんでした。ただ、第二次世界大戦よりも前の左利きの割合は6.5%で、現在は11.5%位になっているようなので、昔は少なくとも5%ぐらい矯正されていたと思われます。
ちなみに左利きが一番国がオランダで15%と言われています。日本との差分は3.5%なので、今の日本では矯正する方は数%と言えるのではないかと思います。
今の流れとしては、クロスドミナンス(cross-dominance)が増えているので完全な矯正という方は減っていると思われる。
クロスドミナンス(cross-dominance)とは、箸は左手で使うが、筆記は右手でおこなうなど、用途によって使い勝手のいい手が違うことを指す。日本語では「交差利き」「分け利き」などと呼ばれることがあるが定着はしておらず、英語でそのまま呼ばれることのほうが多い。
『Wikipedia』より
矯正のメリットとデメリット
メリット
【調べてみた#4】利き手②~左利き解剖編~で紹介した左利きのデメリットが解決します
・文字を書いたら手が汚れる
・道具が使いにくい(左利き用品が高い)
・隣で食べているときにぶつかる
・改札が通りにくい
デメリット
・自己否定感
→利き手を変えようとしても簡単にはいかないので、子どもは自分の能力や努力不足のせいと思い込んでしまう
→子どもはしかられるのが嫌なので、「親や先生がいるところでは右手。いないところでは左手」と使い分けるようになります。それで、「自分はずるをしている。自分はずるい子だ」と感じるようになる
・人間不信の状態につながる
→しかり続ける親や先生に対する不信感が生まれ、ときに「自分は嫌われているんじゃないか?」と思う
・右利きに矯正したとしても、左利きの時のようにうまくできない可能性がある
・スポーツ(特に対戦型)における優位性がなくなる
矯正方法
時期
なるべく早い方がいいですね。できれば利き手が判明する前に左利きだったら矯正するか決めておく方がよいと思います。仮に矯正したいのであれば、利き手が決まる前(4歳より以前)に意識的に右手をよく使わせるようにするのがよいかと思います。
方法
①遊びの中で右手を使うシーンを増やし、楽しく練習させる。
お箸を使いだすぐらいまでなら、自然に矯正できる場合が多いようです。
②毎日の生活の中で難易度の低いものから練習する(歯磨き)
③矯正箸を使う
我が家の結論…
右利きであろうと左利きであろとクロスドミナンス(cross-dominance)=両利きを目指そうと思います。その理由は下記になります。
・利き手は個性なので、その子の個性を尊重したい
・矯正してしまうともともとの利き手に対して能力を100%発揮できない(スポーツや楽器などでプロを目指す場合にデメリットになる)
そのうえで、今回利き手を調べる中で、クロスドミナンス(cross-dominance)の優位性を感じたので、どちらの利き手に関わらず、両方の手を使える子にしたいなと思います。
とはいえ、クロスドミナンスの程度は色々あるので、利き手でない方でどれだけのことをできるようにさせたいかに関しては、これから考えていきたいと思います。まだまだ生まれて2ヵ月ほどなので、まだまだ先になりますが、考えがまとまりましたら目標とアプローチの方法を含めて共有できればと思います。(また考えが変わるかもしれませんので、その際もご報告します)
本日のHanaあるある…
外出するとだいたい毎回おばあちゃんが話かけてくる
それでは、またのお越しをお待ちしております。
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