【読んでみた#14】モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方 | 伊藤 美佳(著)

#読んでみた
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こんにちは!

 

話題のモンテッソーリ教育についての本を紹介します!

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本の紹介~モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方~

書名:モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方

著者:伊藤美佳

出版社: かんき出版

発売日:2018/7/23

単行本:240ページ

 

著者プロフィール~伊藤美佳~

0歳から天才を育てる乳幼児親子教室「輝きベビースクールアカデミー」代表理事。

幼稚園教諭1級免許。日本モンテッソーリ協会教員免許。保育士国家資格。小学校英語教員免許。NPO法人ハートフルコミュニケーションハートフル認定コーチ。

サンタフェNLP/発達心理学協会・ICNLPプラクティショナー。日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー。

モンテッソーリ教育を実践していく中で、IQ以外の才能を見つけるハーバード大学教授の「多重知能理論」を取り入れ、日本人向けにアレンジしたオリジナルメソッド「9つの知能」を開発。子どもの隠れた才能を発見し、最大限伸ばす手法として、スクールでも取り入れている。現在、自身のスクールを運営し、ママ向けの子育て講座やインストラクター養成講座を開催するほか、保育園・幼稚園教員向けに指導を行うため全国を飛び回っている。

 

ざっくりこんな本~モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方~

子どもの可能性がの話から、子どもがどのように成長していくのか、どのようなことに注意した方がよいのかの説明があります。

モンテッソーリ教育とハーバード大学の心理学者ガードナー氏が唱える「多重知能理論」を掛け合わせて、日本人向けにアレンジした「9つの知能」で運動、学力、クリエイティビティ、コミュニケーション能力など子どもが持つさまざまな能力の伸ばし方についてメソッドを教えてくれます。

最後に、各年齢ごとに「9つの知能」を伸ばすオススメの40種類のオリジナルメソッドを紹介してくれています。

 

印象に残った言葉~モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方~

・大切なのは、小学校入学までの乳幼児期(0~6歳)

・子どもの能力は、小学校入学くらいまでに最も大きく成長するためです。

・3歳までに将来の能力を左右する脳の神経細胞ネットワークができあげると言われています。

・何かをやり切ったという成功体験は自信につながります。

・人間は発達の段階に応じて、必要な能力を順々に身につけていくようにプログラミングされて生まれてくるのです。

・旬の時期に必要な環境を用意することが、親の大事な役割なのです。

・脳の潜在能力を最大限に引き出すには、神経細胞をあらゆる分野から刺激して、細胞同士をつなぎ合わせ、より多くのネットワークをつくっていくことが必要です。

・生まれたばかりの0歳から6歳まで、運動の敏感期は続くのです。

・多重知能理論では、人間は8つの知能(言語的知能、論理数学的知能、空間的知能、身体運動的知能、音楽的知能、対人的知能、内省的知能、博物的知能)を持つ

・いわゆる英才教育とは、ある意味、ひとつ(あるいは2つ~3つ)の知能に絞って集中的に才能を伸ばす方法だといえます。

・敏感期である乳幼児に、どんな遊びや体験をするかによって、発達する知能が異なるのです。

・特に乳幼児の子どもは、音を聞き分ける能力に長けています。

・「人」の知能を伸ばすのであれば、乳幼児期からさまざまな年代の人が集まる場に参加することをおすすめします。

・集中力が子どもの才能を引き出す

・乳幼児期からフロー状態を数多く経験していると、スイッチの切り替えが上手になります。

・小さいうちにフローのステップを何度も繰り返した子どもは、成長してからもすぐにフロー状態に入りやすくなります。

・本能的に「成長したい」と思っている子どもにとって、遊びきったら飽きるのは当たり前のこのとと。

・大切なのは、両親が実際に遊んでみせること。

・スマホは受け身のフロー状態、能動的な遊びとは「集中の質」が異なる

・子どものすべてを受け入れること。子どもの可能性を広げるために、大人の常識を押しつけてはいけません。まずは受け入れるという姿勢が大切です。

・子どもには子どものペースがあり、それを見守るのが大人の役目だと気づかされたのです。

 

【3位】多重知能理論では、人間は8つの知能(言語的知能、論理数学的知能、空間的知能、身体運動的知能、音楽的知能、対人的知能、内省的知能、博物的知能)を持つ

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多重知能理論という考え方を初めて知ったのと、興味深かったので、詳しく調べてみようと思った。
本書では、あまり詳しく説明されていません。
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【2位】「敏感期」は才能を引き出す大切な時期

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敏感期=この時期に、この能力が発達するという旬のようなもの
この考え方や言い回しはとても良いなと思ったので、これから意識していこうと思います。
40種類のオリジナルメソッドでは、それぞれの能力と時期を書いてくれているので、参考になると思います。
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【1位】モンテッソーリ教育の基本的な考え方
「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」

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モンテッソーリ教育に興味をもって本書を読んだので、モンテッソーリ教育の基本的な考え方について知ることができて良かった。
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まとめ~モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方~

オススメ度

★★★☆☆☆☆☆☆☆

モンテッソーリ教育とハーバード大学の心理学者ガードナー氏が唱える「多重知能理論」を掛け合わせて、日本人向けにアレンジした「9つの知能」のメソッドを紹介している本ですが、モンテッソーリ教育についての記述が少なく筆者のモンテッソーリ教育についての考え方がメインとなっている。

また、『モンテッソーリ教育×ハーバード式』という題名になっているが、『ハーバード』は『ハーバード大学の心理学者ガードナー氏が唱える「多重知能理論」』の部分で、ハーバード式というようりはガードナー式という方が正しい気がする…。また、「多重知能理論」についての記述も少ないので、『ハーバード』要素で本を買われた場合は、物足りない内容になっている。

敏感期やフローという新しい考え方を知ることができたので、その点はオススメできる。

 

こんな方にオススメ

・モンテッソーリ教育に興味がある方

・具体的なメソッドが知りたい方

 

この本を読んでこんなことをしてみたい(将来の導入を検討)

・敏感期を意識して、それぞれの能力の才能を引き出す大切な時期を見逃さない

 

 

本日のHanaあるある…

パーカーの紐が大好き

 

 

それでは、またのお越しをお待ちしております。

 

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