【読んでみた#9】二月の勝者 ー絶対合格の教室ー | 高瀬 志帆(著)

#読んでみた
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こんにちは!

 

面白いと話題になっていたので、読んでみたらむちゃくちゃ勉強になったので、紹介させて頂きます。漫画だと侮るなかれの内容になってます。

男性に中学受験を知ってもらうには絶好の教材になるのではないかと思います。

 

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本の紹介~二月の勝者 ー絶対合格の教室ー~

書名:二月の勝者 ー絶対合格の教室ー

著者:高瀬 志帆著

出版社:小学館 ビッグコミックスピリッツに連載中

単行本:1巻~6巻(2019年11月時点)

 

著者プロフィール~高瀬 志帆~

高瀬 志帆

高瀬志帆(タカセシホ)は1995年にデビューした漫画家。女性、B型。12月21日生まれの射手座。

息子・娘・夫の4人暮らし。趣味は散歩、耳かき、音楽。

月刊コミックゼノンで『おとりよせ王子 飯田好実』を連載されておりました。現在は、ビッグコミックスピリッツで『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』のほかにEleganceイブで『イケナイ家族』を連載されてます。

 

 

ざっくりこんな本~二月の勝者 ー絶対合格の教室ー~

「君たちが合格できたのは、父親の『経済力』そして、母親の『狂気』」というインパクトある戒めから始まる漫画!
物語の舞台は「桜花ゼミナール」という最大手に立ち向かう準大手塾の一教室。
「中学受験塾は教育業ではなくサービス業だ」と言い切る新任の教室長・黒木、ピュアな心でそれに挑む新人女性講師佐倉が主役です。

教室長、黒木蔵人は作中の最大手進学塾フェニックス(サピックスがモデル)から桜花ゼミナールに移籍してきたという設定で、
難関中学に合格することを目標に奮闘する子ども、子どもの親、塾、塾講師から見たそれぞれの中学受験へ実情を知ることができます。

塾講師・黒木と新人女性塾講師・佐倉とのバトルや、親たちの葛藤、追い詰められ、それでも成長していく子ども達のドラマが描かれています。

「君たちが合格できたのは、父親の『経済力』そして、母親の『狂気』」
この台詞は開成高校の校長が入学時に行ったスピーチをほぼそのまま引用しているようです!

印象に残った言葉~二月の勝者 ー絶対合格の教室ー~

6巻まで読みましたが、1巻に10個ほどはインパクトのある言葉が並びます。

下記1巻より抜粋しております。

・「中学受験生のうち、第一志望に受からないのは何割でしょう?」→「7割」

・小学6年生が塾に落とす金額(平均150万円)

・「凡人こそ、中学受験をすべきなんです」

・「中学受験は課金ゲーム」

・「受験家庭は金脈」

・「受験塾」は「子どもの将来」を売る場所です。

・中学受験は「課金ゲーム」です。

・塾講師は「教育者」ではなく「サービス業」ですよ。

 

2巻以降も同様にインパクトのある言葉残りますし、それの理由も読み進めれば納得できます。

 

まとめ~二月の勝者 ー絶対合格の教室ー~

オススメ度

★★★★★★★★★★

 

私自身は中学受験をしていないので、中学受験のことを全然知らなかったのですが、この本を読むと中学受験の全体像について理解できます。

下記4点がしっかりと書かているのでためになります。

・データが豊富(塾にかかる費用、合格率などのリアルの数字を出している)
・受験生のよくある苦労やつまずきが描かれる
・塾の事情が分かってしまう(受験家庭をどのようにみているか)
・親のあり方が分かる

また中学受験に対して肯定とも否定でもない中立に立場になるので、実際にこれを読むことでどちらに傾くかは人によるかなと思います。実際に中学受験していないと私含め実情知らない方が多いので、興味を持つという点はオススメしたい本です。

『週刊ビッグコミックスピリッツ』という男性向けのマンガ雑誌での連載にもかかわらず、ママたちの間で話題になっているのも納得です!

 

こんな方にオススメ

・子どもの中学受験に悩んでいる(あるあるの悩みがあるので共感できる)

・中学受験について知りたい

・パートナーに中学受験について知ってほしい

 

 

この本を読んでこんなことをしてみたい(将来の導入を検討)

・中学受験について検討しようと思った(まだまだ先のことなのですが、今まで知らなかったことを知れて興味を持てるようになった)

 

 

本日のHanaあるある…

寝ている時に爪を切ると目を覚ます

 

それでは、またのお越しをお待ちしております。

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